スマホの利用状況は千差万別ですよね。
私が利用する通話状況やデータ通信状況はたぶん貴方とは一致しないかもしれません。TVコマーシャルやWEBサイトの多くは「格安SIMは安い」と言いますが、果たしてどのくらい安いのでしょうか?
いくつかの利用状況で試算してみましょう。
- 通話もデータ通信も少ないオヤジに最適な格安SIM
- 長電話は手放せない奥様に最適な格安SIM
- ビデオ通話を楽しむお祖父様お祖母様に最適な格安SIM
- 休日はベットでゴロゴロyoutubeってOLに最適な格安SIM
以下の試算では料金は税抜きで書きますね。それとキャンペーン等の特別な割引は除外します。
通話もデータ通信も少ないお父さんに最適な格安SIM
通話は家族向けに短い通話が日に一回あるかないか。データ通信はLINEやメール、WEB閲覧を主に1GBなんて全然いかない方って結構いらっしゃると思います。
そんな方にお薦めの格安SIMはLINEモバイルです。
試算の条件
- 通話は1分を20回/月
- データ通信は1GB/月
NTTドコモの料金
通話 (40円×20回) |
800円/月 |
データ通信 | 2,900円/月 |
インターネット接続サービス | 300円/月 |
合計 | 4,000円/月 |
LINEモバイルの料金
通話 (20円×20回) |
400円/月 |
データ通信 (LINEフリープラン) |
1,200円/月 |
合計 | 1,600円/月 |
ご注意ください
お父さんタイプでは4,000円vs1,600円でLINEモバイルの勝利です。
ま、格安SIMが安いってのはこんなもんです。
LINEモバイルなら家族向けにはLINEの通話機能を利用することで更に通話料金を抑えることが出来ます。
長電話は手放せない奥様に最適な格安SIM
単なる楽しみだけではなく諸々のストレス発散には幼馴染や学生時代の友人、近所の奥様や実家のお母様との長電話は欠かせませんね。
回数時間無制限で最も安くできる格安SIMはY!モバイル一択です。
データ通信ではLINE、メール、WEB閲覧、メルカリ、SNS等を使われる方が多いのではないでしょうか。
試算の条件
- 通回数時間無制限の通話プラン
- データ通信は3GB/月
NTTドコモの料金
通話 (カケホーダイプラン) |
2,700円/月 |
データ通信 | 4,000円/月 |
インターネット接続サービス | 300円/月 |
合計 | 7,000円/月 |
Y!モバイルの料金
通話 (スーパーだれとでも定額) |
1,000円/月 |
データ通信 (スマホプランM) |
3,980円/月 |
合計 | 4,980円 |
Y!モバイルでは当初1年間はスマホプランの料金が1,000円安かったり、当初2年間はデータ通信量が2倍になったりします。
この様な割引は多くの会社で何かしら導入されていますので、そこに目を向けないようにする事をお薦めします。
ビデオ通話を楽しむお祖父様お祖母様に最適な格安SIM
ビデオ通話で最も利用が多いのはLINEですね。
LINEモバイルではLINEアプリの一部機能やSNS通信の一部は、毎月のデータ通信量を消費しないデータフリーを提供しています。
そのLINEアプリの一部機能にはビデオ通話も含まれますので、簡単に言っちゃうとLINEモバイルと契約すればビデオ通話はタダって事です。
試算の条件
- 通話は少ないと見てゼロとします
- データ通信はビデオ通話分として5GB/月を想定
NTTドコモの料金
通話 (シンプルプラン) |
980円/月 |
データ通信 | 5,000円/月 |
インターネット接続サービス | 300円/月 |
合計 | 6,280円/月 |
Y!モバイルの料金
通話 | 0円/月 |
データ通信 (LINEフリープラン(1GB)) |
1,200円/月 |
合計 | 1,200円 |
ビデオ通話のデータ通信がフリーというのは大きいですね。
休日はベットでゴロゴロyoutubeってOLに最適な格安SIM
いやいやあるんですよ。例えばBIGLOBEにエンタメフリー・オプションとか。
でも遅くて。
映像が始まるのも遅いし途中で止まるしでストレス山積みです。
ですからここでは純粋にデータ通信20GBだけを比較します。
試算の条件
- データ通信は20GB/月
- 通話は従量制
料金比較
楽天モバイル | 4,750円/月 |
LINEモバイル | 残念ながら10GBまで |
mineo | 4,680円/月 |
DMM | 4,680円/月 |
NTTドコモ (ウルトラデータLパック) |
7,280円/月 |
ま、格安SIMならどこもあまり変わりません。
楽天モバイルならスーパーホーダイに申し込み、速度低下時も最大1Mbpsを利用したいですね。
ただし、youtubeはやはり速度が欲しいです!
となると、高速スマホとPREMIUM 4Gを揃えるNTTドコモの完全勝利です。
PREMIUM 4G対応で下りの速度が最大988MbpsのHUAWEI P20 PROがNTTドコモだと約半額で買えちゃいます。
なんたって今日現在最高のスペックです。
youtubeをストレスなく観たい方にはNTTドコモをお薦めします。
んな訳でHUAWEI P20 PRO込みの2年間の料金比較
試算の条件
- 期間は2年
- 通話は5分・10分のかけ放題
- データ通信は20GB/月を想定
NTTドコモの料金
HUAWEI P20 PRO (実質負担料金) |
57,024円 |
通話 (カケホーダイライト) |
1,700円×24=40,800円 |
データ通信 | 6,000円×24=144,000円 |
インターネット接続サービス | 300円×24=7,200円 |
合計 | 249,024円 |
楽天モバイルの料金
HUAWEI P20 PRO (Amazon調べ 並行輸入品) |
95,840円 |
スーパーホーダイ 24GB 2年契約 |
5,980円×24=143,520円 |
合計 | 239,360円 |
Amazonで買った並行輸入品は保証が心配っていうリスクを考慮するとNTTドコモの勝利ですね。
今、NTTドコモを選択して、PREMIUM 4Gを楽しんで、二年後に格安SIMに移るのも有りです。
そんな人が増えてます。
試算の結果から、多くの場合格安SIM各社は大手キャリアより安くスマホが利用できることがわかりました。また、どの程度安くなるのかもわかっていただいたと思います。
これを参考に格安SIMを選んでください。